競馬ニュースや競馬新聞の馬柱を見ていると、競走中止や取り消しの理由としてさまざまな病気やケガが書かれていますよね。
その症状や発症する理由などを知ればもっと馬を身近に感じることが出来るはずです。
馬をギャンブルの駒として見るのではなく、アスリートとして見ることが出来れば競馬を楽しむ幅も広がるでしょう!
当記事は僕が競馬ファンとしての必要最低限の情報をまとめたものになっておりますのでご了承ください。
「感冒(かんぼう)」=「風邪」
感冒とは呼吸器疾患の総称で、病名ではありません。
以下のような症状が表れます。
・鼻水と咳
・熱発
※発熱し、熱がある状態のことを「熱発(ねっぱつ)」と呼ぶそうです・・・。
症状を見てわかる通り、いわゆる「風邪」。
人間と同じです。
感冒という呼び名は馬に限った話ではなく、人間に対しても使います。
「風邪」と同じく症状の呼び名のひとつということですね。
原因は様々で、「疲労が溜まって発熱」というときもあれば、「口内の傷の炎症が進んで発熱」というのも、まずは感冒として診断されます。
重症化することは稀
馬だって疲れたら体調を崩します。
ただ、感冒は治療と休養を経れば数日で治るとのこと。
一番の予防方法は「ストレスを溜めない」でしょうね。
人間は生きるためにストレスと闘いながら仕事をしてお金を稼ぎます。
サラブレッドも同じで「生きるため」にレースを走ります。
日々のトレーニング、全力疾走するレースなんてものはストレスの塊でしょうね・・・。
馬柱には競走中止の原因として書かれることが多い
数日で治る感冒。
競走取消の際も、例えば「熱発による取消」だと次走の割引材料にはなりません。
ですが、「呼吸器疾患による取消」だと心肺能力に影響が出ていますので次走で実力を発揮することは難しい場合もあります。
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