『その「一言」が子どもの脳をダメにする』【紹介32冊目】

本書は、親が発する「言葉」が子どもの脳の発達にどのような影響を与えるかがメインテーマです。脳科学や心理学などを取り入れた考え方を基準とし、子どもの脳が大人の脳へ成長するまでには順序があり、それに合わせた環境や生活が必要とのこと。本書タイトルにもあるように、「脳に悪影響を与えず、より良く育てるためのコミュニケーション」が書かれた本です。

優秀なプレーヤーが優秀なリーダーになるとは限らない!?「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法『リーダーの仮面』【紹介30冊目】

本書は「組織の目的を達成するため、最も合理的なリーダーの役割」を説いた本です。

上司としてのあるべき姿、部下との接し方、仕事への向き合い方など、著者の体験を踏まえた考え方が書かれています。

チャートや企業業績よりも大切な相場の大局観『世界インフレ時代の経済指標』【紹介28冊目】

2008年のリーマンショック、1990年代の不動産バブル崩壊、そのいずれの場面においても専門家と呼ばれる人たちは口を揃えて「大丈夫です。深刻な景気低迷に陥ることは無いでしょう」などと楽観的な見通しを言いました。
特に「セルサイド」といって、アナリストやエコノミスト、ストラテジストと呼ばれる専門家は自分たちの商売が干上がってしまうリスクもあったからなのか、一貫して楽観的な見通しを言い続けていたのです。