『バビロン大富豪の教え』「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則【紹介38冊目】
本書は現代に出版されている多くのお金に関する書籍の原点ともいうべき本です。本書では『黄金に愛される七つ道具』、『お金と幸せを生み出す五つの黄金法則』というお金に関する考え方の指針が示されております。
本書は現代に出版されている多くのお金に関する書籍の原点ともいうべき本です。本書では『黄金に愛される七つ道具』、『お金と幸せを生み出す五つの黄金法則』というお金に関する考え方の指針が示されております。
本書の「はじめに」や帯にも書かれている、『データサイエンティストによる、お金を貯め、富を築くための証明済みの方法』という一文。これは本書を端的に表しているなと感じます。お金に関する通説に対して論理的に立ち向かっているので、陥りやすい勘違いや思い込みを是正できるはずです。
会計の基本~応用までぎっしり詰め込まれた教科書のような本を読む前に、まずはこういった入門書でスタートを切るのも良いかもしれません。
投資する目的は「お金を増やすため」ですが、もっと具体的に「何のためにお金を増やすのか」を考える必要があります。そのお金を使うのが10年後なのか40年後なのかで選ぶファンドは全く異なるものになりますし、個人の目的や環境によって選択肢は無数に広がります。
本書にはお金の増やし方や稼ぎ方が網羅されているわけではありません。では何が書かれているのかというと、「入り口」が書かれています。例えば「投資」について、詳しく書かれているわけではありませんが、それに対する考え方や行動に移すまでの後押しをしてくれる内容が書かれています。
国が国債を発行して資金を調達し、それをもとに支出を行います。国の支出は受注した民間企業の収入となり、その企業に勤める人たちの給料となります。このように経済が循環していくと考えると、国の支出は経済を成長させるのに必要だと感じますよね。
節約については、普段からあなたも多少なりとも意識はしているかと思います。
今も昔も、無駄遣いせず節約し、分相応な生活を送るということは変わっていませんよね。
本書では、節約して生まれた資金をただ銀行に預けるのではなく、投資に回して資産を増やそう、ということが書かれています。
資産を形成するうえで大切なのは「投資額を増やすこと」。そのためには支出を見直し、投資に回せるお金を増やさなければなりません。
いい消費、いい貯蓄、いい投資、いい寄付とは何か?正解が1つではないこれらの問いについて考え、その都度自分で判断していく。自分の価値観を自分で問い続ける。そんな会話を親子でできたら、すごく素敵じゃないかなと思っています。
本書には、自身の経験をもとに経済的な自由を手にするためのガイドラインが書かれています。”会社に縛られないお金”を作る投資手法が書かれた本です。
インデックスファンドでコストを抑えた長期投資。勝ちにいくのではなく、負けないようにする投資手法が書かれた本です。