【競馬レース回顧】ターコイズステークス(GⅢ)_2025/12/20

【競馬】
あまざけ
こんにちは。「あまざけ」と申します。

レース結果

開催2025年12月20日(土) 5回中山5日
レース名第11回 ターコイズステークス
グレードGⅢ
条件3歳以上 オープン (国際) 牝 (特指) ハンデ
距離芝1600m
馬場状態

1番人気~4番人気が二桁着順という牝馬限定ハンデ戦らしく難解なレース。

1着馬から16着馬までの全頭のタイム差が0.8秒以内という大接戦。

勝ったのは福永祐一厩舎で松若騎手騎乗の6歳牝馬「ドロップオブライト」。

タイム

ハロンタイム12.4 – 11.0 – 11.3 – 11.8 – 11.8 – 11.8 – 11.3 – 11.6
前半3F34.7秒
上り3F34.7秒
レースPCI50.8 (ミドルペース)

馬場

  • 前、内が有利
  • 内の馬場状態も良く、内をロスなく運べる馬が有利
  • 良馬場

総評

前後半のタイム差がほぼ同じのイーブンペースで全体時計も平凡。距離ロスを抑えて先行した馬が有利なレース展開となった2025年のターコイズS。

内の馬場も良いことから、直線では内、前にいる馬にも脚が残っているので当然有利。なので外を回した馬は前にいる馬との差を詰められずに凡走。

1着ドロップオブライトは遅い流れの2番手で脚を溜め、直線での失速を抑えてじわじわと脚を伸ばす。同舞台で2着だった前々走は上り33秒台の瞬発力勝負になり差されてしまったが、今レースのようなスローだけど後続と脚色が同じ展開だとポジションの差で残せる。

ちなみに前々走の京成杯AHと比べると勝ち時計が1.7秒も遅い。

内を突いたリラボニートは内の3番手という絶好のポジション。53kgの斤量の恩恵も受けての2着。

3着ソルトクィーンは勝ち馬の後ろに付けて空いたスペースを突き抜ける。上手く立ち回っての馬券圏内。

1番人気12着のウンブライルは最後方の内。4角から直線でも馬が内に殺到し前が開かず、一度も追うことなくゴール。

レース後コメント

・ドロップオブライト(1着)
「ゲートの中でごそごそしていたけど、二の脚でカバーしていい位置に行けた。それが勝因。」

・シングザットソング(4着)
「脚を使っているだけにスタートがもったいなかったです。」

・フィールシンパシー(5着)
「外枠で取りたい位置を取りに行けなかったが今日はしまいに踏ん張っていた。」

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