自分の「色」を見つける感動作!『雲を紡ぐ』【紹介25冊目】
東京から盛岡市の祖父の元へ家出当然で飛び出し、「ホームスパン」職人である祖父や親戚とともに羊毛を紡ぎ、「自分の好きなこと」、「自分の好きな色」を見つけていくという物語。
東京から盛岡市の祖父の元へ家出当然で飛び出し、「ホームスパン」職人である祖父や親戚とともに羊毛を紡ぎ、「自分の好きなこと」、「自分の好きな色」を見つけていくという物語。
「経験」は相手へ攻め込む武器になりますが、僕は「守る盾」にもなると考えています。
場数を踏むことによって「これくらいのトラブルなんてトラブルのうちに入らん」と、動揺せず悠然と対処することができるようになるのは僕も経験済みです。
競馬をしていると気になることが多い具体的なテーマについて書かれているので、直接役に立つ内容も書かれています。企業のお問い合わせページにある「FAQ」のようなイメージ。「みんなが気になっている疑問に二人の競馬研究者が答えましたよ!」という本です。
同じ競馬場でも日時によってその特徴がガラッと変わることだってあります。まさに「馬場は生き物」ですよね。そんな特徴をトラックバイアスとして捉え、その解説が書かれているのが「馬場を極める」という本書です。
「いくら買い方が上手くても予想が当たらなければ意味がないじゃないか」という意見はごもっともです。しかし、「買い方次第で的中率、回収率を大きく向上することができる」というのが本書のメインテーマです。
国が国債を発行して資金を調達し、それをもとに支出を行います。国の支出は受注した民間企業の収入となり、その企業に勤める人たちの給料となります。このように経済が循環していくと考えると、国の支出は経済を成長させるのに必要だと感じますよね。
本書は金利を使った投資本です。そして金利や金融政策についての基本説明もあります。「金融や経済のことをざっくりと知っているけど説明してと言われると難しい」という人には復習やインプットも兼ねて勉強ができます。
データと特徴を短絡的に結びつけることはせず、「なぜこのコースが得意なのか」をその産駒や過去の似ている馬を例に挙げて解説されています。表面上の理由だけではなく、その「本質」を捉える考え方です。
経済指数はそれ単体で見ても意味はありませんが、指数を組み合わせたり身の回りの事例と照らし合わせたりすることで未来を予測する一助になります。
「これはホリエモンだから出来ること。凡人の自分には出来ない」と諦めるのではなく、自分の仕事に置き換えて参考してみてはどうでしょうか?字面だけを見ると真似できないですが、「ことの本質」でしたら真似できるかと思います。