元看護師が贈る創作大賞2023(note主催)「別冊文藝春秋賞」受賞作『ナースの卯月に視えるもの』【紹介39冊目】
主人公は不思議な力を持っており、それは「患者が死を意識したとき、思い残しているものを視ることができる」というもの。その「思い残し」は人の形で患者のベッドのそばに現れます。主人公の卯月は看護師として働く傍ら、患者の思い残しを解決してあげようと奔走する人間ドラマ。
主人公は不思議な力を持っており、それは「患者が死を意識したとき、思い残しているものを視ることができる」というもの。その「思い残し」は人の形で患者のベッドのそばに現れます。主人公の卯月は看護師として働く傍ら、患者の思い残しを解決してあげようと奔走する人間ドラマ。
小説の主人公は、ゲーム本編で主人公の友人・ライバルとして登場する女の子「ネモ」。ゲームでの物語のひとつである「チャンピオンロード」。各地のジムを巡ってチャンピオンランクを目指す中で、主人公とネモがお互いに「ライバル」として認め合う友情ストーリーを「ネモの視点」で描かれています。
飼い主が被災し孤独となったシェパードと他の犬種との雑種の「多聞(たもん)」という名の野良犬が本作の主人公。道中に出会う、様々な事情を抱えた人間に癒しや希望、きっかけを与えるお話。
東京から盛岡市の祖父の元へ家出当然で飛び出し、「ホームスパン」職人である祖父や親戚とともに羊毛を紡ぎ、「自分の好きなこと」、「自分の好きな色」を見つけていくという物語。